渓流釣りにおいて、精密なキャストは必須だ。ピッチング、フリッピング、サイド、バックハンド、オーバー、クォーターetc・・・クローズドフェイスであればボー＆アロー・・・覚えるキャスト技術は数多い。使いこなすにはひたすらキャスト練習しかなく、簡単に身につくような都合の良い魔法は存在しない。その為、毎日練習するのであるがここで問題。正直、上手くはなりたいが練習によってメインタックルは痛めたくない・・・もっというと無理して買った高価なタックルを痛めたくない・・・のが本音である。

現在、渓流用タックルとしてお気に入りなのが”TU-01”と”TMNS-432UL-KR”の組み合わせである。ほとんどこのタックルで源流・小中渓流をこなしている。出来れば、このタックルと同一感覚でキャストできる組み合わせを安く購入したい。そこで札幌市内某大型釣具センターに行ってみた。（因みに今回は予算の都合上ロッドのみの購入となります。）


しかし、これがなかなか難しい。長さもそうだが、ティップとバッドのバランスが似たようなものはなかなか見つからない。同じようなものもあるにはあるが、価格が同じくらいかもっと高いものばかり・・・これでは同じものをもう一本買った方が良い。

で、探していると近い感覚のものを見つけた！それがこれ・・・


alphatackle「CRAZEE TROUT 432L」価格５０００円程度。

”TMNS-432UL-KR”と全体のバランスが非常に似ている。Lクラスでありながらティップは比較的しなやか（ULクラスと比べれば硬い）。バットの張りは強めに設定されている。感覚的には、ややしなやかさは欠けるが同感覚でキャストできそうな感じだ。（重さもほとんど変わらない）ガイドがノーマルガイド（マイクロガイドではない）の為、やや精度に欠けるが練習用には十分だ。

で、実釣してみたところ非常に近い感覚でキャストすることが出来た。



＊さて、ここでお詫びを・・・
あれ？この写真は先日アップした記事に載っていたような・・・と思った方は記憶が良い。実はこの記事は先日書き掛けのままにしていたものを完成させたもの。実際に購入したのは先週になる。写真も使いまわしとなってますのでご了承を。

９月１６日現在”CRAZEE TROUT 432L”と”アンダーキャスト80”の組み合わせで、毎日キャスト練習を行っている。感覚的に近いこともあり、実釣に出てメインタックルに切り替えてもほとんどキャスト感覚に変わりなく満足している。