先日、カスタムパーツを購入しドレスアップ計った「アルデバラン bfs」。今日はその実釣に来た。とは言っても見た目を自慢しに来たわけではなく、目的はただ一つ「軽量スプールに変更したことによる性能向上」の確認である。実際のところ、たったの1.4gの軽量化である。効果などないのかもしれない。しかし、そもそもメーカー公表値が7.2gのスプール、それが1.4g減ると僅か5.8g（実測5.7g）になる。ベイトフィネスにおいてスプールの軽量化が性能に直結するのは周知の事実。ならば少なからず性能向上はあるはずと信じて現地に向かった。

さて、場所は小樽市内の某河川。海岸からすぐに岩魚が釣れだす珍しい場所。魚影はそれ程濃くは無いが、簡単に入渓できしかもあまり人が来ない場所でありテストには最適である。

海岸から入渓。

ここから先はかなり険しい渓相になる。

（テストタックル）
【ロッド 】ジャクソン「カワセミラプソディー TULC-3110UL」
【リール】シマノ「アルデバラン bfs」
＊スプールを標準スプールとカスタムスプールを用意。
【ライン】Rapala PE 0.8号
【ルアー】ダイワ「激アツ」4g

（障害物のない直線で飛距離テストを実施する。）
【条件】フルキャストを各スプール１０本づつ行って飛距離を計測し平均を出す。
（計測LINEカウンター使用）
・標準スプール～20m
・カスタムスプール～22m
【結果】飛距離については明らかに違い、特に後半の伸びを感じる。標準スプール設定のままで行っての結果であるからカスタム用に詰めていけば更に伸びるだろう。

（ピッチング性能のテスト）
【条件】ピッチングで各スプール１０本づつキャストを行って飛距離を計測し平均を出す。
（計測LINEカウンター使用）
・標準スプール～９m
・カスタムスプール～10m
【結果】僅かながら飛距離アップしているが、実際には伸びている感覚は無い。カスタム用に詰めていけば伸びる可能性はあるが・・・。

（フリッピング性能のテスト）
【条件】フリッピングで各スプール１０本づつキャストを行って飛距離を計測し平均を出す。
（計測LINEカウンター使用）
・標準スプール～１３m
・カスタムスプール～1５m
【結果】実際に飛距離も伸びたが、感覚的にも伸びを体感できた。やはり後半の伸びが良い。カスタム用に詰めてみたいところだ。

テストは以上であるが、結果として予想以上に飛距離が伸びた。特に後半の伸びがもともとよかった「アルデバラン bfs」に更に１割程上乗せされるたような感じだ。僅か1.4gの軽量化ではあるが明らかに効果が感じられ、改めてベイトフィネスにおけるスプール重要性を思い知らされた。最後に・・・

やっぱりドレスアップかっこいいです！w