8月23日、TU-01はロックフィッシングに耐えうるものなのか!?・・・その2

飛竜

2017年08月23日 21:54

まずは常夜灯の灯った斜路にキャストする。直後に小さなガヤや黒ソイが釣れた。小さいながらも引きはそこそこあり、楽しませてくれる。しかし、なんぼ釣れても10~15cm程度のガヤではテストにはならないので場所を移動する。


次はこの漁港内のメジャースポット。四季を通してアングラーが絶えない場所である。

早速キャスト。10メートル程先の水面に着水。カウント開始・・・1、2、3、4、5・・・コツンと小さな衝撃が指に伝わり、スプールからラインの放出が止まる。ボトムに到達した合図だ。そこから数カウントしゆっくりと巻き取りを開始する。直後にコッコッと小さな当たりが伝わってきた。”この感覚は大型のソイのあたりだ・・・”直感でわかる、何度も体験してきた感覚だ。しかし、まだ合わせには早い。そのままデッドスローで引く。次の瞬間、強烈な衝撃がロッドに伝わり、リールに届いた!今だ!!僕は思い切りロッドをあおった!!・・・と同時に更に強烈な引きがロッドを弓なりにさせたのだった・・・

しかし、ここからが問題だった。結論から言うとTU-01は上げることが出来なかったのである。どの程度の魚が掛かったのかは定かではないが、ドラグをきつめに設定していたにも関わらず、ドラグが出てしまい根に潜られてしまったのである。知っての通り根魚は根に潜られてしまうとどんな小さな魚でも釣り上げることは困難である。ましてや、今回の感覚から行くと30cmはまず超えているだろう、それが根に潜ったとしたら・・・その後、しばらく待ったが出てくる気配はなく、時間もないのでラインをカットすることとなった。マックスまでドラグを締めたならば結果は変わったかもしれないのだが、とりあえずドラグパワーの弱さを露呈した形となった。

その後は20センチ程度の黒ソイが釣れたが、この程度だと余裕を持ってあげることができた。


結論としては、トラウト系のように例え50cmオーバーであったとしても、ドラグ調整すれば釣りあげることが出来るトラウトフィッシングとは違い、ドラグロックし根に潜られないようにパワーで引き抜くロックフィッシングにおいては、TU-01では力不足と言わざるを得ない。ただし、ここまでパワーを必要としない魚種や根に潜らない魚種であれば、多少大きくても、ドラグ調整し問題なく上げることはできるとだろう。今後ソルトで使うときには、その辺を念頭に置いて試してみようと思う。

因みにその後、ベイトタックルに変更。最大28センチの黒ソイを上げたが余裕で上げることができたことを報告しておく。



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