2月19日、今でも「クローズドフェイスリール」を第一線で使う理由・・・海水編

飛竜

2019年02月19日 00:30

「竜さんは、何で、今でもクローズドフェイスリールを使うの?」と、良く言われる。そう言われると決まってこう返す・・・。

「それが今のベストの選択だから・・・」


-12℃。タックルも魚もあっという間にカチンコチン・・・。

今更、クローズドフェイスリールの長所・短所・特徴などネット上どこでも書いてある情報を書いても面白くもなんともないし、最終的に導き出される「クローズドフェイスリールは初心者用だの、おもちゃだの、使えないだの」といった意見に対して反論する気もない。(ある意味あたってるしw。)しかし、自分は「海水」でも「淡水」でも予備でもおまけでもなく第一線で使い続けている。その辺の理由を今回は簡単に書いてみようと思う。

使用する理由については大きく分けて以下の2点の要因に集約される。

1.土地柄
私は生まれも育ちも北海道。北海道は11月下旬から3月下旬に掛けて雪が降る。風雪強く悪天候な日も多い。気温も低く、所によっては-20~ー30℃になるところもある。
そんな北海道では「ぐあ~吹雪で前が見えね~~」、「風雪でラインがどこにあんのかわからん・・・」、「げげげ、ガイドもラインも凍り付いてやがる・・・」そんなトラブルが何時起きても可笑しくない環境下での釣りが普通にある。当然、完全防備で手袋を履かないと指が凍傷になりかねない。

2.釣り場・対象魚
冬場は磯ロックは危険で漁港内でのライトロックがメインとなる。まだ死にたくないしねw。対象魚は30cm程度のメバル、ソイ、アブラコ等のロックフィッシュ。

ダイワ「スピンキャスト80」2代目。ダブルハンドル化済。

結論:だから使うのだ。
【土地柄】に書いた、冬季の過酷な条件下では「ベイトリールならガイドやラインが凍ることによるバックラッシュ」、「スピニングリールなら風雪からくるライントラブル」は致命傷になる可能性がある。対するクローズドフェイスリールは同条件下でもトラブルは少なく、クラッチ操作を手袋を履いた状態でも簡単操作できるのは非常にありがたい。
クローズドフェイスリールの欠点(キャスト性能の低さ、ドラグ性能の弱さ、ギア比の低さ、巻き取り長の短さ、巻き癖等)についても、この【釣り場・対象魚】であれば殆ど影響がなく、逆に活性の低い根魚を釣るのには短所が長所になることも多い。(普通にスロー・デッドスローで巻ける。)

結論として、だから冬期間(特に悪天候時)に関して、クローズドフェイスリールは第一線で活躍しているのだ。ただし、上記の条件に当てはまらない「春夏秋」では、当然、ベイトリールやスピニングリールの方が扱いやすく、クローズドフェイスリールの出番は殆どない。

そうそう、これはあくまで海水での使用についてであり、淡水については「春夏秋」第一線で活躍している。その辺については次回、淡水編で書こうと思う。


ダイワ「アンダーキャスト80」とアブガルシア「REVO ALC-BF7」。冬季は必ずクローズドフェイスリールは準備していく。

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