2月27日、放浪者駆ける!「ZEBCO ROAM Spincast Reel」実釣リポート!
前回の「ZEBCO ROAM Spincast Reel」の記事で散々、寒い寒い北海道の・・・と書いたんだけど、何と言いますか・・・只今、3月並みの暖かさでございますw。このポカポカ陽気はしばらく続くとのこと。国道はアスファルトが出て屋根には雪はない・・・もはや北海道も春ですな~的感じ。で、交通事故のダメージも回復してきたので、知り合いに小樽市内某温泉に連れて行ってもらうついでに、30分ばかり「ROAM」で実釣してきました。
【タックル】
・リール ゼブコ「ROAM Spincast Reel」
・ロッド アブ・ガルシアBAITFINESSE「STBC-6102ULT-KR」
・ライン DUEL CN500 カーボナイロン2号(9lb)
・ジグヘッド ダイワ「月下美人」3g+ワーム 2.8インチシャッドテール
リール以外に何気にカーボナイロンも初投入。
場所は小樽市内某漁港。時間は18:00頃からスタート。風は向かい風で2~3mとそこそこ吹いているがテストには丁度いい。
さて、この場所、何時もなら複数のロックフィッシャーが居るんだけど、今日は珍しく誰もいなくてラッキーだ。早速準備して、軽くキャストしてみた。今回は3gのジグヘッドに2.8インチのワームをセットしたんで、だいたい5g程度の重さだと思うんだけど、飛ぶね~・・・大雑把だが20mは飛んでいる。その後何度かキャストをしていたみたが、安定して20~25mは飛んでいた。追い風なら30mくらいは行くかも。漁港内では十分過ぎる飛距離だ。
着水後、5カウントでリトリーブを開始。巻重りもなく、非常に滑らかに巻ける。ギア比は低く、巻き取り長約50cmと短いが、それが普通に巻いているだけでスローリトリーブなってくれて楽w同じく初投入のカーボナイロンラインもフロロラインよりしなやかで、普通のナイロンラインのように水を吸い膨張することも無く使いやすい。
そうこうしているうちに、もぞもぞとした小さなアタリが来た。そのまま、ゆっくりと等速で巻いてくるとグンと引き込むような強烈な当たりが!しっかり合わせて巻き取る。ドラグはフルロックにしていたが、ラインを引き出されることなく余裕で上がってきた。27cmの立派なクロゾイだった。
立派なクロゾイちゃん!。
カーボナイロンライン、しなやかなフロロラインという感じ。使いやすい。安いしw。
次にドラグ調整して、キャスト。底をデッドスローでリトリーブしていると、足元でいきなりガツンとアタリが来た!そのまま巻き取ろうとするが、強烈な引きにドラグが出て行く・・・おお流石、ゼブコ。しっかりドラグが効いている。しばらくすると観念して上がってきたのは、先ほどと同サイズのシマゾイだった。
体高があり、強烈な引きだったシマゾイ。
今日は釣果は26~27cmのクロゾイが4匹。ガヤが複数匹(面倒くさいのでw)
その後もコンスタントに釣れたが、腰が痛くなってきたので30分程で切り上げて今日のテストは終了。温泉に直行しましたw
【メンテナンス】
家に帰って早速ばらしてみると、当然、防水で無いのでギア内まで塩水が入っていた。内部は強化プラスチックパーツとメタルパーツで構成されているが単純な構造なので、簡単に水洗いでき、しっかりと乾かして終了。問題のリアカップは慣れたせいもあり、簡単に脱着出来たがやはり不安は残る。正直この辺は今まで同様メタルパーツで作ってほしかった。
しっかり水洗い。塩抜きして、しっかり乾燥!クローズドフェイスリールの常識w
【最後に】
デザイン性に優れているだけではなく、ベースが「Zebco Authentis 33」ということで、基本性能としては問題ない。ベアリングの追加で更に操作性も良くなった。当然ノントラブルだ。メンテナンス性についても単純構造の為、ドライバー1つで内部までアクセスできて、ソルト使用においても、ばらして簡単に水洗いできるのもいい。ただ、リアカップがプラスチック製というのはいただけない。正直、釣りのたんびにメンテナンスするような人であれば、間違いなくいつか折るだろう(疲労によるものも含めて)。多分2019年度の「ROAM」は変更になることは無いだろうが、来年はその辺を改善してほしい。
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