3月13日、自然の厳しさを改めて知る・・・「早春の渓流釣り」
休み期間にフルメンテナンスした「TU-01」。
昨日は仕事復帰初日だったが、初日からフルタイム&ハードスケジュールで流石に肉体的・精神的に疲れた・・・帰りにリハビリによってマッサージしてもらい、帰って飯を食ったら早々に力尽きて・・・気が付いたら朝だったw。やっぱり、最初から無理はいかんね・・・というわけでリフレッシュの為にホームグランドで軽く釣りをしてきましたw。今日のタックルはこれ・・・
【リール】TU-01
【ロッド】TroutinMarquis Nano TMNS-432UL-KR
【ライン】シマノ「パワープロ Z」0.8号
【ルアー】スミス ARスピナー トラウトモデル 3.5g 04 RSBK
状況がわからない時に、まず最初に登場するタックル・・・フルメンテナンスした後でもあったので調子を見る意味でもこいつで行ってきました。
この時期の渓流は超危険。どこでケガをしても可笑しくない・・・。
場所はいつものホームグランド。前回は下流域だったんで、中流域でやってみることにしました。この中流域、キャストを遮る障害物が少なく川幅は狭い。水量も年間通して比較的安定していてポイントも絞りやすく釣果も出やすい・・・という好エリアなんだが、V字渓になっていて、崩れやすい地質から落石が多い。雪解けの時期や大雨が降ると濁流になるという、危険性が高いポイントでもある・・・というわけでこの時期に入渓する釣り人はほとんどいない。
V字渓谷。増水し流れも速く危険だ・・・。
早速入渓してみるも、水量が多くしかも速い。雪代で水面下は見えず、石や岩に付いた苔が滑る。さらに厄介なのが、岸にごろごろしている岩の上に雪が覆いかぶさり状況が判断できない・・・正直、釣りにはならない状況。ま~エサ釣りであればやれると思うが、ルアー釣りでは総合的にみてかなり厳しい。
ここで出ないなら、もうだめだというポイントw
注意しながらゆっくりと登っていく・・・途中何か所かでキャストするも、流れが早く底取りするまでもなく流されてしまう・・・この時期、ボトム攻略できなければ話にならない。仕方なく、何か所かある開けたポイントでやってみる。その一つがこの高架下ポイント。実績ポイントであり、コンスタントに尺越え虹鱒が釣れる。
本日唯一の釣果。
ブラックのAR-Sスピナーをチョイス、対岸ぎりぎりにアップクロスでキャスト・・・底取りし、ドリフトさせながらストラクチャー際を通す・・・すると1キャスト目でいきなりガツンと来た!緩めのドラグ設定をしていた「TU-01」からは「ジジィーーーッ」と小気味よいドラグ音が鳴り響く。ゆっくり寄せて来ると上がってきたのは27cmの綺麗な虹鱒だった。
その後はあたりは無く、他のポイントも釣りができる状況ではなかったので、納竿し渓を登ることに集中した。途中何度か転倒したり岩と岩の隙間に足がはまったりしたが、ラッキーなことに怪我に至ることはなかった。渓を登り終えてみて、改めて自然に対する畏敬の念を忘れてはならないことを感じた。渓流釣りは楽しい・・・しかし、相手は何が起こるか予測がつかない自然なのだ。生と死の隣り合わせの世界なのだと・・・。
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